狩野探幽の世界:松鷹図
二条城二の丸殿を飾る狩野探幽の作品です。
二条城二の丸殿では、諸大名と徳川将軍家の対面の儀が行われていましたが、将軍の後ろで諸大名を睨み下ろすかのように壮大な鷹が狩野探幽によって描かれていたのです。
この鷹松図は、狩野探幽が若干22歳の時に描かれたものです。狩野派の一門11人を率いて狩野探幽が描きました。狩野派の実力者たちをまとめ上げながら松鷹図を描き上げた狩野探幽の実力がうかがい知れます。
狩野探幽は江戸時代初期の絵師になります。狩野派の絵師をまとめ数々の障壁画を手掛けたのが狩野探幽です。狩野探幽は幼い頃から傑出した才能を見せ、天才と呼ばれた絵師です。狩野探幽についてのページです。狩野探幽について調べるならこちらをどうぞ。